卒業しても帰りたくなる第二の故郷~都留市

楽山公園 / 都留市観光協会
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都留市に住んでいます。そう言うと、鶴市とは何県ですか?と聞かれます。
あ、この人は漢字を間違えてるな、とわかってしまうのは、「都留市」を正確に読める人が少ないからでしょうか。

読めない人が多くても、一度住んだ人はなぜか離れがたくなる、愛着が湧いてたまらない町。
今回はそんな都留市の魅力を、ちょっと昔の都留文科大学生がご紹介します!

目次

都留市はなんて読む?

都留市は「つるし」と読みます。

とるし、とどめし、と読まないでね。
当時、都留市の大学に通っていた私は、間違われる度に一抹の寂しさを感じていました。
それは都留市観光協会の皆さんも同じだったようです。

都留CM第2弾『都留の読み方を覚えてもらおう編』/ 都留市観光協会
都留CM第2弾『都留の読み方を覚えてもらおう編』/ 都留市観光協会

今回はぜひ都留市の読み方を覚えて頂き、都留市の魅力に触れて頂ければと思います。

美しい自然と美味しい水

四季折々の自然

私が初めて都留市谷村町駅に降り立った時の感想は「山の中だな…」というものです。
山は遠くに見える青いもの、という認識をくつがえし、どこまでも続く緑の木々。
これが自然の中というものか、と、圧倒された記憶があります。

富士の麓にある都留市は、日本の作家・田中澄江さんのエッセイ”新・花の百名山”で選ばれた三ツ峠山、二十六夜山などに囲まれた町です。

夏は新緑、秋は紅葉、冬は真っ白な雪景色を楽しめます。

桜を楽しめる場所も多く、日本の四季を満喫したいなら、ぜひ都留市へ。

一度、山の紅葉を見てしまうと毎年訪れたくなること間違いなしです。ただし冬はとても冷たいので防寒具をお忘れなく!

名水百選に選ばれた天然水

自然と合わせておススメしたいのは都留市の水。十日市場・夏狩地区の湧水群は、環境省が選定した「平成の名水百選」に選ばれています。

太郎・次郎滝 / 都留市観光協会太郎・次郎滝 / 都留市観光協会

十日市場・夏狩湧水群には、富士山の湧水地が10ヶ所以上あり、広い地域で上水道や水掛菜、ワサビの栽培に利用されています。
太郎・次郎滝もそのひとつです。

富士山の湧水が蛇口をひねると出てくるなんて、羨ましい限り!
浄水器の水しか飲んだことのない我が家の子ども達にも飲ませてあげたいな。

都留市の水は、”つるの水物語 熊太郎の大好物”というペットボトルで販売されています。
市内のイベントや都留市PRで紹介されていますので、機会があればぜひお試しくださいね。

つるの水物語 熊太郎の大好物

つるの水物語 熊太郎の大好物 / ミツカン 水の文化センター

都留市民と大学生の交流

都留市を歩いていると、よく大学生を見かけます。
都市の人口約3万人のうち、10分の1は大学生。
町を歩けば大学生にあたる、というのは私が文大生だった頃の常套句でした。

都留市には公立大学法人都留文科大学、健康科学大学看護学部、産業技術短期大学校都留キャンパスの3つの大学があります。

地元から通う学生は少なく、ほとんどは全国各地から教育や看護・介護、技術を学ぶために集まっています。

地元の人達は学生達のために下宿を用意し、バイト先を提供し、時には、初めて親元を離れて生活する若者たちを励まし、アドバイスを与えてくれます。

学生達も積極的に地元の人達との交流を深め、起業してカフェやゲストハウスを経営したり、ガイドブックを作ったり、都留市を盛り上げるために活動しています。

ゲストハウスゆかり外観ゲストハウスゆかり

ゲストハウスゆかりもその一つ。
こちらの施設は「出会いを楽しむ旅の拠点!ゲストハウスゆかり~大学生が運営する宿~」でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

この何十年も続いた市民と大学生の交流が、都留市を盛り上げ、自然のみならず、観光や移住でも人を呼び込む、大きな要因となっていることは間違いありません。

まとめ

リモートワークが進むにつれ、都留市はワーケーションや2拠点生活の候補地としても人気が出ているようです。

富士山麓にある程よい田舎、都留市。市民と大学生が暖かく迎えてくれる特別な空間へ足を運んでみませんか?

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