こんにちは、旅行とおいしいものが大好きなライターのHiyummy(ヒヤミー)です。
滋賀県最大の市である高島市は琵琶湖に面した美しいまちです。
湖の中に鳥居が立つ白鬚神社や、メタセコイア並木道など、市内は見どころが豊富です。
今回は、そんな滋賀県高島市の魅力についてご紹介いたします。
琵琶湖が目の前に
高島市は滋賀県の北西部に位置し、琵琶湖岸から福井県との県境まで面積にして693.05㎢と、琵琶湖の669.26㎢を超える大きさを誇ります。
古くから関西と北陸を結ぶ北陸道が通り、交通の要所として栄えてきた地域ですが、鴨川や安曇川といった河川も多く流れており、水資源が豊富であることが伺えます。
滋賀県には「どんな観光資源があるのかあまりピンとこない」なんて話を聞くことがありますが、むしろ「平地で目立った建物が無く、雄大な自然を全身で受け止めることができる」ところが魅力と言えます。
四季が彩りを与える
マキノ町にある海津大崎は、日本桜名所100選にも選定され、毎年春になると多くの観光客が花見をしようと集まり、大変な賑わいを見せます。
琵琶湖岸に並ぶソメイヨシノはもちろん、カタクリの花の群生地があることでも有名です。球根に含まれるデンプンを用いた「片栗粉」が取れる植物で有名です。
暖かい春には、市内にある花の名所をめぐって楽しむと充実した時間が過ごせそうです。
また、市内には紅葉が美しいメタセコイア並木や、里山の一部が豪雪地帯であることからスキー場もあり、四季を通して豊かな自然を利用したアクティビティを楽しむことができます。
琵琶湖よりも大きなまちなので車での移動が推奨されますが、自然の中を歩いてみても、思い切り新鮮な空気を吸うことができてリフレッシュできそうです。
のんびりと車窓の景色を楽しむドライブから、思い切り体を動かしてのスポーツ体験まで、いろいろなプランで楽しめますね。
近江の厳島と呼ばれる神社
まちの人々をを見守るように湖面に立つのは、白鬚神社の鳥居です。
「近江の厳島」とも呼ばれる近江最古の神社は、この地域のシンボル的な存在。
創建以来2000年以上の歴史を持ち、社名の通り、延命長寿や長生きのご利益があるとして知られ、地元の方々から愛されています。
一方で県外からも注目され、2015年4月には「琵琶湖とその水辺景観ー祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として、日本遺産に認定されました。
湧水などの水資源が豊富な高島市では、とにかく水田での稲作が盛んです。
20〜30代の若者から50年以上携わる大ベテランまで、力を合わせてお米や野菜作りに励んでいます。
無農薬で育てられる稲は、湧水をたっぷりと吸い上げ、秋には多くの実をつけます。初夏には田植えの様子、秋には美しく実った穂を収穫する様子を、それぞれ間近で見ることができるでしょう。
まちの人々は神社で豊作や無病息災を祈りながら、おいしいお米を育て、食卓を囲んでいるようです。
まとめ
琵琶湖が目の前にある高島市では、雄大な湖そのものはもちろん、湖面に映る桜や紅葉、雪景色といった自然が生み出す景色を堪能することができます。また、その水資源の豊富さから米どころとしても知られています。
昔ながらの自然豊かな風景の中のんびり散歩やドライブをしつつ、美味しいお米に舌鼓!なんて旅をするのも楽しそうですね。