音楽サークルの先輩がギターをかき鳴らして「文大グルメはいつもどこで何食べてんだ!?」と歌っていたのは昔の話。
数件の定食屋と居酒屋しか無かった昭和の頃と違い、今の都留市の大学生は素敵なグルメ生活を送っているようです。
もう一度文大生に戻るなら、あのお店に行きたい!
元・都留文科大学生が、懐かしい思い出と共に、今の都留で行きたいお店をご紹介します。
「バンカム・ツル」で珈琲タイム
コーヒー好きの人はぜひ行って欲しいお店です。
都留文科大学のすぐ目の前にあり、いつも大学生がいるため「大学のカフェ?」と間違えてしまいそうですが、個人経営の自家焙煎の珈琲店です。
マスターは理想の味を求めて全国の珈琲店を回ったこだわりの職人。近年はイエメンやエチオピアまで足を運ばれているようです。
バンカム・ツルでは自家焙煎の豆をネルドリップで入れてくれます。ネルドリップとは布のフィルター(ネル)で淹れることです。紙フィルターの方が味にばらつき無く手軽に淹れられますが、ネルドリップで上手に淹れた珈琲は格別です。
このお店の影響でネルを買った学生も多いはず。皆さんの周りでいつも珈琲について語る人がいたら、実は都留文科大学の卒業生かもしれません。
マスターの会心作、チョコレートケーキやドリア、ハンバーグといったお食事系も忘れてはいけません。同じ味を出すのは至難の業。あっさりめのホワイトソースはどうやっても真似できず、ハンバーグのふわふわ感は謎のままです。
あぁ、また行きたいな、バンカム・ツル。都留の思い出はいつも珈琲の香りと共にあります。
バンカム・ツルの珈琲豆は、都留市のふるさと納税の返礼品にも指定されています。飲んでみたいな、という方は、そちらを試してみてはいかがでしょうか。
豆が良いので、ドリップに慣れていない人でも美味しく頂けますよ!
バンカム・ツル
山梨県都留市上谷1571-4
家庭の味「松鶴(しょうかく)」
地方からやってきて一人暮らしをする学生は、お財布事情が厳しいもの。そんな学生達にとって、安い!美味い!多い!の松鶴は心強い味方でした。
今も変わらず都留の学生のお腹を満たしているようで、Twitterでは学生バイトさん達の元気なツイートが見られます。
やはりおススメは朝鮮焼き(豚)でしょうか。辛くて濃い味付けは一度食べだすと箸が止まりません!
女子にとってはかなりの大盛だったと思うのですが、しっかりと完食していました。
唐揚げや松鶴ラーメンも美味しそう。
最近はPayPayも導入され、さらに便利になりました。70種類以上のメニューがあるので、毎日行っても飽きないお店です。
松鶴
山梨県都留市中央1-2-17
Cafe Naturalrhythm(カフェ ナチュラリズム)で夜更かし
もし私が都留にいる間にオープンしていたら、絶対に常連客になっていたのに!と思うお店です。
森林の中、桂川の崖っぷちに建つツリーハウスはまるでトム・ソーヤの冒険の世界。営業時間が20:00過ぎから24:00、25:00くらい、というのもワクワクします。
夜中の営業なので、アルコールがメインなのかと思いきや、珈琲や紅茶の種類も豊富で、軽食やスイーツもあり。新月と満月の日には営業時間が日中に変わり、自家製パンが買えるそうです。
真夜中のツリーハウスで、お茶やお酒を楽しみながらマスターとおしゃべりをしたり、時々野外ライブを楽しんだり。
時間に追われる生活からほんの少し離れて、ぜひ訪問してほしい隠れ家的カフェバーです。
Cafe Naturalrhythm
山梨県都留市つる3-5-16
まとめ
都留市には、まだまだ素敵なお店がありますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
お泊りはリーズナブルな宿「ゲストハウスゆかり」がおススメです。現役の都留文科大学生が運営する当宿で、とっておきの都留グルメを教えてもらいましょう。
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